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アニメとスクスタ『Love U my friendsが虹ヶ咲の分岐点?』

 

虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会に、三船栞子が正式加入しました。虹ヶ咲は現在計10人のスクールアイドルが所属するグループとなったわけです。キズナエピソードの選択画面でも虹ヶ咲②という項目があるためら今後も新しくキャラが追加されていくと考えられます。しかし、今現在製作が進行しているであろう虹ヶ咲のアニメ版のキャラデザ総作監が栞子加入が寝耳に水であったかのような反応をツイートしていました(ツイートは削除済み)それから、スクスタの方からは『同じ学校で10人のスクールアイドルが活躍するのはスクスタだけ』という知らせがありました。

これは果たして、栞子や彼女を含め後々増えていくであろう追加メンバーはアニメには登場せず、虹ヶ咲のアニメは初期の9人+高咲侑のままやっていくということでしょうか。もしそうだとするならば、虹ヶ咲はアニメ版とスクスタで方向性が分かれる可能性が考えられます。

 

その方向性の分岐点となると個人的に考えているものがこちらです。

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   Love U my friends

 

『Love U my friends』といえば、2019年に発売された虹ヶ咲の2ndアルバムの目玉曲にしてメンバー9人が歌う曲です。歌詞の内容は、虹ヶ咲のみんなから“あなた”に向けたものとなっています。『なんでLove U my friendsが分岐点なの?』と思われる方もいるでしょうが、今からそう考えられる理由を述べていきたいと思います。

 

目次

 

本題:分岐点はどこにある

まず、スクスタのストーリーと追加楽曲に注目したいと思います。『Love U my friends』と同じく虹ヶ咲の9人曲(だった)『TOKIMEKI Runners』はスクスタメインストーリー7章で3DのダンスMVと共に解放されました。

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その7章では、『TOKIMEKI Runners』が出来上がり、それを虹ヶ咲のみんなで歌うまでの話を描いています。17章では、栞子を加えた10人で歌う様子が見られました。つまり、『TOKIMEKI Runners』はストーリーと密接に関わる楽曲であったということです。

一方、『Love U my friends』はというと、2019年12月のアップデートで同じく2ndアルバムに収録されているソロ曲と共にライブで遊べる曲として追加されましたが、17章まで経った今でもメインストーリーのライブには登場せず、3DのダンスMVも追加されていません。一応SRの衣装で『Love U my friends』の衣装が追加されてはいますが、今更10人になったところで後になって9人曲である『Love U my friends』をメインストーリーのライブで登場させても個人的には遅い気がします。

しかし、『Love U my friends』はその歌詞から同好会みんなの頑張りのその先にあるものを予感させるため、本来ならば虹ヶ咲の物語に関わらせてもおかしくはなかったはずです。

頑張るのが好きで
「負けないよ!負けないよ!」
重ねて来たら(Go Go) ここにいたの

(引用:Love U my friends 一番のサビの前の歌詞)

ドキドキをワクワクへ
変えて行ったけど
今でもね あの景色
(忘れない)

(引用:Love U my friends 二番のBメロの歌詞)

突然 閉ざされて
悔しい日もあったよね
それでも それでも
笑顔があれば いいの!

時々 ぶつかって
ひとりで 不安になって
涙を越えたら
虹がねぇ 見えたの!!

(引用:Love U my friends 最後の大サビの前の歌詞)

こちらは歌詞を一部抜粋したものになりますが、ご覧の様に、虹ヶ咲のみんなの今までの積み重ねを感じさせる歌詞となっております。それでも、先程も述べた様に10人になって、おそらくこれからも追加メンバーが増えていくであろう中で、9人で歌う『Love U my friends』がストーリーのライブに登場させるのは難しく思います。『Love U my friends』を10人以上で歌わせるというなら話は別であり、Aqoursの『空も心も晴れるから』やライブにおける『想いよひとつになれ』の様な事例がある限りなくはないと思いますが、音源でそのバージョンを収録してもいないなら流石に無理があるかなと思います。

 

じゃあどこでそのLove U my friendsを扱うんだよという風に思われるでしょうが、自分は以下の様に考えます。

 

Love U my friendsはアニメ版に持ち越される。』

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これこそが今回の記事における考察の本旨であり、虹ヶ咲がスクスタとアニメで方向性が分かれる(と思われる)場所であると自分は考えています。

 

今までの「ラブライブ!」シリーズのアニメでも、アニメ化する前に作られた楽曲が劇中で使われたことがあります。μ'sなら『僕らのLIVE 君とのLIFE』、『snow halation』、『愛してるばんざーい!』、「サンシャイン!!」では『君のこころは輝いているかい?』が使われました。どれもそれぞれのシリーズが始まったばかりの頃に作られた曲になります。虹ヶ咲でも同じ様なことがある可能性があります。特に『TOKIMEKI Runners』と今回ピックアップした『Love U my friends』は外せないと思います。

 

ここから先は考察というかほぼ妄想になります。

『Love U my friends』は先程挙げた歌詞からして、アニメで歌われる場合はおそらく物語の終盤になると思います。歌詞のニュアンスとしては、μ'sの『愛してるばんざーい!』に近いものだと思うので、『愛ばん』が無印二期の終盤で歌われたときの様な扱いを受けると思います。

以下が『愛してるばんざーい!』の歌詞の一部抜粋となります。

愛してるばんざーい!

ここでよかった 私たちの今がここにある
愛してるばんざーい!
始まったばかり 明日もよろしくね まだゴールじゃない

(引用:愛してるばんざーい! 歌い出しの歌詞)

個人的には『Love U my friends』の『♪重ねてきたらここにいたの』、『♪誓いを胸に今日も歌うよ』という歌詞にどこか通じるものがあると感じます。

 

また、これでもし9人曲である『Love U my friends』がアニメの終盤で歌われると考えると、虹ヶ咲のアニメ版は初期の9人+高咲侑で進めていく可能性があると考えられます。

以上が、虹ヶ咲のスクスタとアニメで方向性が分かれるポイントの考察となります。

 

あとがき

今回は『Love U my friends』がスクスタとアニメで方向性が分かれるポイントになるかもしれない、『Love U my friends』がアニメで歌われるなら虹ヶ咲アニメ版は初期の9人+高咲侑で進めるかもしれないぞという考察を書かせていただきました。とはいえ、実際にその通りになるかはわからないですし、『無敵級*ビリーバー』のドラマパートでは新入部員の話が上がるなどの出来事があり、尚更この記事の通りになるかはわかりません。『Love U my friends』自体も、そのうちMVが追加されてストーリーのライブにも登場する可能性がないことはないと思います。それに、アニメでは10人以上で歌う可能性だって考えられます。ただ個人的には、もしそうだとしてもアニメでは既存の9人をちゃんと掘り下げて欲しい、見せ場をちゃんと作って欲しいと思っていますし、話を作る上ではそれを優先して欲しいと思っています。正直スクスタのメインストーリーは、虹ヶ咲の初期メンバーは一部を除いて描写や見せ場が希薄であった様に思います。キズナエピソードがあるからとはいえ、やり込み要素(キズナレベルを上げる)前提のそちらにキャラの掘り下げを丸投げするのとメインの話でしっかり見せ場を作ることは違います。また、栞子の加入とその流れについても色々と思うことはありますが、ここではノータッチとさせていただきます。ただ、栞子のオーディションがスクスタのリリースから一年前にあったことを考えると、栞子がアニメに出なければそれはそれで気の毒だなと思います。

 

余談になりますが、虹ヶ咲はソロの集まりという形態であるため、正直アニメでは全員曲よりも各メンバーのソロ曲の方が新しく追加される数が多いかな、と思います。だからこそ、全員曲をどう上手く扱うかには注目したいです。

また、実質虹ヶ咲最後の9人曲となっている『未来ハーモニー』の方がアニメで歌われる可能性があるなんてことも意外にあり得るかもしれないですね。

 

それでは、今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。