澄田さんは綴りたい®︎

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「仮面ライダーセイバー」のゴールらしいものが見えてきた気がする件

 現在放送中の仮面ライダーセイバー(2021年現在)。ゼロワンに次ぐ令和ライダーとして、ニチアサの枠を飾っています。

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 そんな仮面ライダーセイバー、筆者は毎週のように見ていますが、いつまでも話に乗り切れないという気持ちが強いです。理由としては、主人公サイドは主人公を含め世界を守りたいと思っている理由がはっきりしない、悪役サイドのメギドは『何か悪いことをしている』というのはわかるのですが、本をたくさん作って何をしたいのかわからない、本をたくさん作って世界を意のままにするという目的はあるらしいけど、そうしたい理由もわからないため緊張感に欠ける。それでいて新要素やキャラはどんどん増えていく。そもそも主人公の小説家設定が活きていないといった感じで乗り切れない状態です。その上現在の展開では主人公サイドの仲間割れを引っ張っている状態で、一部視聴者からは『お仕事5番勝負の再来』とも揶揄されるくらい評判はよろしくないみたいです。

 そういった理由から、ストーリー全体を通して何がしたいのか分からず、キャラクターにも感情移入するのが難しいため作品に乗り切れないといった気持ちが強いです。

 

 ですが、自分はここ最近の展開で『セイバーのゴールはここなんじゃないか』と思われる部分が見えてきた気がします。

 それは何かと言うと…

 

 仮面ライダーセイバーは、『創造主に抗う人類』を描きたいのではないか?

 

 ということです。

 

 そこで、自分がそう思った理由をここで3つ挙げていきます。

 

 まず、第一部の仮面ライダーカリバーとの決着のときに、仮面ライダーカリバーこと上條大地が主人公・飛翔真に『もしこの世界が何者かに作られたものだとしたら?』という疑問を投げかけ、その上で自分はその真相を確かめるために真理と、世界を作ったといわれる全知全能の書を求めていると話していました。

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 ここで仮面ライダーセイバーの世界には創造主らしき者が存在しているかもしれないことが示唆されています。飛翔真自身も、カリバーの言葉がずっと引っかかっているため、この要素はのちの展開に繋がっていく可能性があります。

 

 続いて劇場短編の話です。劇場短編では、ワンダーワールドと現実世界を両方消滅させて世界をリセットしようとする不死身の剣士仮面ライダーファルシオン/ハバトと飛翔真達ソードオブロゴスの仮面ライダーが戦いました。

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 ファルシオン『人類は争いを繰り返し、今も同じことを繰り返しているため世界を一度リセットするしかない』として動いており、それに対して飛翔真達は人間はそれらを乗り越えていくことができると説き、ファルシオンに立ち向かいました。ここでも「セイバー」のゴールを考える上でのヒントがあったように思います。ファルシオンは先程のカリバーのくだりで述べた創造主には当たらないと思いますが、おそらくそれに近い、人智の及ばない存在であったことは触れられています。そういった存在に抗うソードオブロゴスと人間という構図が、すでに劇場短編で見え始めていたように思います。

 

 最後に、テレビシリーズの21,22章の話です。これらの話の中で飛翔真は、『人が世界を作っている』『世界を救うということは人を救うということだ』という旨の話を仮面ライダー最光/ユーリに説いていました。

 カリバーによって示唆された創造主らしき者の存在、劇場短編におけるファルシオンへの反論を踏まえてこの台詞を振り返ると、『創造主に抗う人類』というのがおそらく「セイバー」のゴールなのではないかと尚更思えてきます。自分としては、終盤でその創造主らしき者が現れ、それと戦うときに『人類のことは人類が決める』というゴールに持っていきたいのではないかと思います。

 創造主に抗う人類というテーマは2001年の「仮面ライダーアギト」を思わせます。

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 「アギト」の場合は、アギトの能力を持った人類と神の戦いを通して、『創造主であっても人の未来を奪うことはできない』ということを描いていました。

 平成2発目の「アギト」と令和2発目の「セイバー」が似たようなテーマを扱うかもしれないと思うと、謎の巡り合わせを感じなくもないです。

 

 それから余談になりますが、ソードオブロゴスのライダー変身者達は全員苗字に『かみ』『しん』という言葉や読み方を含む漢字や熟語が含まれています。これも「セイバー」の結末と関係していそうだと自分は踏んでいます。また、エックスソードマンを入手した後のユーリが『昔はただ1人強い英雄がいればよかったが、今は誰もがヒーローになれる時代だ』とソードマンの元ネタの漫画にあやかった台詞を言っていたことも、のちの展開に繋がる前振りなのかもしれません。

 

 証拠は少ないですが、以上のことから「仮面ライダーセイバー」のゴールは『創造主に抗う人類』を描くことだと自分は考えています。しかし、これは決して確定情報ではなくあくまで憶測に過ぎないため、ネタの範疇を出ない話になります。ですが、他の視聴者が「セイバー」の話を見る上で参考になれば幸いです。

 それでは、今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。