澄田さんは綴りたい®︎

好きなものを好きな時に書き綴るブログ

俗・自分とラブライブの歩み-ラブライブくんさぁ…の巻

 最近はウマ娘に夢中になっています。澄田兼鈞と申します。

 

 「ラブライブ!」シリーズも、2010年からスタートし、今年(2021年現在)に入って11年目を迎えました。自分はμ'sの劇場版が公開されていた2015年に「ラブライブ!」にはまったため、シリーズの半分くらいの年数しか追えていませんが、それでも5年以上経ちました。しかし、今はコロナ禍でリアルライブも思うようにできず、その上コンテンツ内部でも不満が募る出来事が連発し、どの目線から言ってんだと言われそうですが『このままで大丈夫?』と思います。今回はそれについて軽く書き連ねていこうと思います。

 

 まずは虹ヶ咲の(一応の)母体であるスクスタのことから。詳しいことは以下のリンクにある記事を読んでいただければ幸いですが、今現在こちらの件でライバー内では賛否が別れており、自分も大いに不満が残りました。

ラブライバーの自分がスクスタを引退するまでの話 - 澄田さんは綴りたい®︎

 メインストーリーの2ndシーズンが炎上状態となり、最近では運営元のklab gamesが赤字状態になったというニュースも聞きました。目立って炎上するようになったのは2ndシーズンからですが、自分から言わせてもらえば上記の記事にあるように1stシーズンの頃から大概でした。ただ、自分はもう既にスクスタからは足を洗っていますが、1stシーズン以上に2ndシーズンが度を超えて読み手の悪感情を増幅させる展開であるという意見には同意します。イメージ商法の側面がより強いアイドルもののアニメで、しかも人気投票まで行なっているコンテンツで特定のキャラが露骨にヘイトを稼ぐ話をやらない方が良いと思います。ヘイトを稼いだとしてもそれを帳消しにできる活躍や禊があればまだいいのですが、スクスタにそれができていたとは思えません。その上新しく追加したメンバーも媒体によってはいるときといないときとがあって媒体同士の連携が取れているとは言い難い状況です。自分はスクスタの追加キャラがはっきり言うと嫌いなのでそんなことはどちらでも良いと言えばそうなのですが、流石にこのままで良いとは言い切れません。

 虹ヶ咲のアニメ版はスクスタと違って虹ヶ咲の魅力を最大限引き出し、2期も発表されています。しかし、スクスタの要素を踏襲していた部分もあり、必ずしもその影響が及ばないとは限りません。事実、アニメでもスクスタの要素が足を引っ張っていると感じる部分も少しありました。

 

 スクスタが炎上状態となっていても、「ラブライブ!」はアニメやライブなどの媒体が充実していますし、スクスタがダメだからと言ってラブライブそのものがダメだとは思っていません。しかし、コンテンツを追う上で一度負の感情を抱けば、それを上回る面白い出来事でも起こらない限りはそれを簡単に拭うことはできません。この影響が次期シリーズの「スーパースター!!」にも及ばないとも断言はできません。

 

 ここで話を「スーパースター!!」に切り替えていきます。アニメがNHKEテレで、ゴールデンタイムでの放送となりとても楽しみです。舞台も青山・表参道というオシャレな地域をチョイスしており、異色作になりそうな一方で、制作陣には初代スタッフが揃っているためラブライブらしさも溢れる作品になりそうで期待しています。

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 しかし、その舞台のことで先日このようなことがありました。

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ラブライブ公式Twitterより)

 

 主人公・澁谷かのんの実家のモデルとなった喫茶店とトラブルがあり、かのんの実家の外観も変えるとのことです。アニメは7月から放送ですが、アニメの絵を差し替える作業が急ピッチで行われそうです。

 そして、喫茶店側の言い分がこちらになります。

一年ほど前、株式会社サンライズ様より当店へ5分程度の簡単なお電話を頂きまして、これから製作する予定のアニメに出てくる喫茶店のモデルとして

外観イメージを使用したいという旨のご連絡をいただきましてその時はお電話で承諾いたしました。

ただ、その時に「明日、スタッフ数名で現場を見にお伺いいたします。」とおっしゃっておられたので

次の日、お待ちしておりましたが、結局どなたもいらっしゃいませんでした。

それ以降、サンライズ様からのご連絡は一切無かったので、この話は流れたのだろうと判断しました。

それから1年以上が経過した今年の4月に入り、

ラブライブ!スーパースター!!に当店のイメージが使用されており、

しかもすでにテレビでイメージ画像が放送されていることも知りました。

正直に申しまして、とても動揺いたしました。

(引用:https://cafecasa.net/2021/06/02%EF%BC%89

 

 「それでいいのかラブライブ(というかサンライズ)…」

 

 これは流石にいただけません。

 

 サンライズはスクスタのシナリオも監修していますが、そのスクスタでも新キャラのランジュが『曲が素晴らしく聴こえるのはパフォーマーの力』、『ハンバーグとソーセージは肉じゃない』という発言が見られました。しかし考えてみてください。『曲が素晴らしく聴こえるのはパフォーマーの力』という発言は作曲家を軽視する台詞ですし、「ラブライブ!」シリーズ自体、様々な作曲家に支えられているコンテンツであることを考えても、彼らに対する侮辱とも取れる発言に他なりません。

 『ハンバーグは肉じゃない』という発言にしても、「ラブライブ!」シリーズは過去にそのハンバーグを看板メニューにしている店とコラボしていたことを考えれば無神経な発言だと思います。

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 これは流石にまずいと思います。そのような台詞を通してしまう監修のこともそうですし、先程の喫茶店の件といい、『本当に大丈夫?』とファン目線ながら思ってしまいます。

 

 そもそも「スーパースター!!」自体も、舞台設定からしてかなり大胆なことをしたなと思います。青山などの地域といえば、今までの作品の舞台となった秋葉原やお台場よりも、アニメなどのサブカルには厳しい場所というイメージが少なからずあります。「サンシャイン!!」の沼津・内浦もだいぶそのような傾向はあるでしょうが、あちらはそれでも数年続けており、絶妙なバランスでなんとか保っていると思われます。しかし「スーパースター!!」は、うどん屋でラーメンを売るみたいな商売にならないかが少し心配になります。キャストの一般公募を行ったり、アイカツシリーズの絵師を起用したりするなど、女児や若い女性へ向けていると思われるアプローチも見られますが、そのターゲットの層に振り向いてもらえるかは課題が残りそうだと思います。また、放送される枠も『鉄腕DASH』の裏であるため、視聴率も苦戦することが予想されます。それでも、一ファンとしてはアニメを楽しみにしており、応援する気でいます。

 

 それでは今回も、最後まで読んでいただき、ありがとうございます。