澄田さんは綴りたい®︎

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自分とラブライブ!の歩み【中】変革の虹ヶ咲・スクスタ編

初めまして。初めてではない方はお久しぶりです。澄田兼鈞と申します。

 

今回の記事では、「ラブライブ!」10周年ということで、自分のラブライバー歴を上・中・下編に分けて振り返る記事を書きました。前回の「上」では自分が「ラブライブ!」と出会ってから「サンシャイン!!」劇場版を見るまでを書いたので、今回の「中」では、虹ヶ咲とスクスタについて書こうと思います。

前回に引き続き、しょうもない自分語りにお付き合いください。

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目次

 

PDP・スクスタ発表とμ's再始動(2017年)

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2017年の前半に、「ラブライブ!」で『PDP(perfect dream project)』が発表され、その担い手となると思われる9人のスクールアイドルのビジュアルが発表されました。

その9人のうち3人は、スクフェスの一般部員(通称モブライブ)である桜坂しずく近江彼方エマ・ヴェルデであり、残り6人は新規メンバーでした。スクフェスは2016年までやってたのが長続きせずにやめてしまいましたが、恐らくモブライブ出身のメンバーが主役を張ることになる、だとしたら感慨深いなという感想を抱いていました。

PDPのビジュアルに写っていたスクールアイドル達は、のちに『虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』であると判明しました。

 

同じ年の下半期、「ラブライブ!サンシャイン!!」の二期が始まる前の東京ゲームショウの「ラブライブ!」発表会で大きな動きがありました。MCはAqours高海千歌役・伊波杏樹さんが務めていましたが、しばらくすると……………。

 

なんと!

 

μ'sで高坂穂乃果役を務めていた新田恵海さんがステージに登場しました!!!

 

そして、μ'sとAqoursがクロスオーバーする夢のようなアプリゲーム、「スクールアイドルフェスティバル・オールスターズ(以下スクスタ)」が製作・配信されることが発表されました。

 

更に、PDPのビジュアルに写っていた9人のスクールアイドル、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会のキャストもゲームショウにて明らかになりました。

虹ヶ咲の声優が発表された当初は、朝香果林の役がi☆Risの久保田さんだったとわかったことが衝撃だった覚えがあります。その他のメンバーがまだ新人だったため、その中で一人、ある程度声優としてのキャリアを積んだ人が入るのはμ'sにおける南條さんみたいな感じだなと思いました。また、近江彼方役の鬼頭さんは、今では社会現象にもなった「鬼滅の刃」を始めとする様々なアニメで活躍していますが、当時はそんなことになると自分は思いもしませんでした。

偉大な先輩がステージに上がったこともあり、こうして大々的に発表されたスクスタと虹ヶ咲ですが、そのスクスタのリリースが遅れたためらスクスタで主役を務める虹ヶ咲の活動もしばらくは地味なものに限られていきます。

 

○スクスタリリースと虹ヶ咲との出会い(2018〜2019年)

自分が虹ヶ咲の活動に触れるようになったのは、PDPが発表された翌年の2018年からになります。とはいえ、当時はまだAqoursでいっぱいいっぱいだったこともあり、虹ヶ咲に深くは触れていませんでした。

 

2018年の下半期、虹ヶ咲の初のCDとなる1stアルバム『TOKIMEKI runners』が発売され、それを買ってから虹ヶ咲に本格的に触れるようになりました。

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虹ヶ咲はソロの集合体という形をとっているため、その全員分の曲を収録するにはアルバムとして曲を出す形になります。

『TOKIMEKI runners』を買った当時、収録曲を全て聞いてみたところ、虹ヶ咲は本当に個性的で面白いグループだと思いました。特に気に入ったのは優木せつ菜が歌う『CHASE!』です。アニメのオープニングを思わせるような熱いナンバーで、それを歌うせつ菜にも興味が湧きました。桜坂しずくが歌う『あなたの理想のヒロイン』も、アニメ版が有れば特殊エンディングで流れたら面白そうだと思いました。また、『TOKIMEKI runners』以外はμ's、Aqoursと違って畑亜貴さんが作詞をしていないところもまた新鮮だと思いました。

虹ヶ咲1stアルバムを買ってから、4コマ漫画などの虹ヶ咲の媒体も少しずつチェックするようになりました。

 

時は流れて2019年、虹ヶ咲は大きく進展します。

2019年の下半期に、ついにスクスタがリリースされ、(完璧にそうではないけど)動いて喋る虹ヶ咲が見られるようになりました。スクスタはストーリーも読み応えがあり、そこで主役を務める虹ヶ咲のメンバーはどのキャラも魅力的で、すぐにこのグループにハマりました。そして、自分は前から気になっていた優木せつ菜が好きになり、せつ菜推しとなりました。

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スクスタがリリースされた年に発売された虹ヶ咲2ndアルバムに収録されている『MELODY』を聴いて、更にせつ菜のことが“大好き”になりました。

スクスタのストーリーを7章まで進めて、『これを見たからには虹ヶ咲のイベントにもぜひ行きたい』と思い、ビューイングでの参加になりましたが、虹ヶ咲1stライブに参加することにしました。

それから、スクスタでは久しぶりに喋るμ'sとAqoursが見られたことも嬉しかったです。

 

○虹ヶ咲1st、そしてアニメ化へ(2019年末〜2020年初頭)

2019年12月、虹ヶ咲の1stライブに(ビューイングだけど)参加しました。自分としては、「ラブライブ!」のイベントに参加するのはμ's final以来となりました。ライブ自体はとても楽しみでしたが、ソロの集まりだけでどのような形のライブになるのか、最初は想像できませんでした。実際に始まってみると、声優さん一同も観客もヒートアップしており、とても盛り上がっていたと思います。印象に残ったパフォーマンスは、桜坂しずく役前田佳織里さんの『オードリー』、天王寺璃奈役田中ちえ美さんの『ドキピポ エモーション』、上原歩夢役大西亜久璃さんの『開花宣言』、自分の推し優木せつ菜役楠木ともりさんの『MELODY』でした。その他の曲も印象的でよかったため、年末のカラオケで虹ヶ咲の曲を網羅したぐらいです。

 

そんな1stライブで、重大発表がありました。

 

なんと!

 

虹ヶ咲がアニメ化することがわかりました!

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1stライブの終盤MCにて、璃奈役の田中さんの口から、元々虹ヶ咲はアニメになる予定はなかったことが明かされました。確かに、スクスタにおける虹ヶ咲の展開からして、そういう可能性は考えられると自分は踏んでいましたが、本当にその予定がなかったとわかったときは驚きました。それでも、キャストや作り手の方々が頑張り、ファンがそれに応えてきたからこそ実現した奇跡なんだと思います。

アニメのビジュアルが発表されたときは、今までのシリーズのアニメとは絵柄が違うなと思いましたが、おそらく動けば可愛いと思います。

 

翌年1月には、その虹ヶ咲のアニメのスタッフも明かされました。

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虹ヶ咲アニメのスタッフが手掛けた作品は、下記のリンクの記事で紹介しているので、そちらも合わせてご覧ください。

虹ヶ咲アニメと同じスタッフの作品の感想まとめ - 澄田さんは綴りたい®︎

 

虹ヶ咲アニメと同じスタッフの作品の感想まとめ② - 澄田さんは綴りたい®︎

 

○中編のあとがき

今回は、自分のラブライバー歴を振り返るシリーズの中編ということで、虹ヶ咲とスクスタについて掘り下げました。虹ヶ咲は、1stライブの後にユニットシングルが発売されたり、アニメーションMV付きシングルや3rdアルバムがこれから出たり、何より、アニメも控えていたりするので、この先の展開が楽しみですね。

スクスタの方はというと、本文ではスクスタを始めて良かったことについて書きましたが、最近の展開は個人的に、控えめに言っても面白いとは言い難いものになっていると思います(具体的に言うとストーリー8章以降)。他の人はどう思っているかはわからないですが、少なくとも自分は今のスクスタを当初ほど楽しめていないですね。ストーリーについては、ここでは深く触れませんが、主役であるはずの虹ヶ咲メンバーのスポッティングがメインストーリーでは甘く、加えて謎のオリキャラに尺を多く使っていて進展が少ない状態です。加えて、スクールアイドルサイドも、『それってどうなの?』、『そんなこと言って大丈夫なの?』と思うような言動が劇中で増えている気がします。オールスター作品的にも、先輩キャラが本筋で大して活躍せず、クロスオーバーものとしての旨味も少ないと思います。

 

虹ヶ咲のアニメは、どうやらスクスタとは異なる世界観で話をやるみたいですね。そのことについて自分としては、『そうなるのが自然だよね』と思いました。

正直、今のスクスタのストーリー展開についての不平不満を抜きにしても、虹ヶ咲はオールスター時空ではない「にじよん」やスペシャルドラマの方がキャラ同士の掛け合いも豊富で生き生きしていると個人的に思っています。だからこそ、スクスタとは違う時空でアニメをやることは、とても良い試みだと思います。

虹ヶ咲のアニメのスタッフは、彼らが関わってきた作品を見る限りでは、虹ヶ咲の話も面白く作ってくれるのではないかと思います。それについては、実際に見てみないことにはわからない部分もあるため、そこも含めて放送が楽しみです。

 

最後は少し愚痴っぽくなってしまいましたが、今回も最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました!

 

…下編に続く。

自分とラブライブ!の歩み【下】9周年、そして時代は変わる編 - 澄田さんは綴りたい®︎